2011年1月1日土曜日

警視庁通信指令センターの証拠保全の先送りについて

原田です。

皆様から沢山のコメントや励ましのお言葉をいただき感謝しています。

現在9870名の方々から、ご署名をいただくことができたのは、皆様の応援のお陰です。
ツイッターやネットで応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。

皆様に今日は警視庁通信指令センターにおける12月2日の証拠保全の手続きからの経緯についてお伝えしようと思います。

12月2日に東京地方裁判所の決定の元、証拠保全の検証を行うため、裁判官・書記官・弁護士の先生・カメラマンの方々が東京都警視庁通信指令本部に出向きました。
ところが、警視庁の方では、「人手が足りない」「業務に支障をきたす」等の理由で、証拠保全の検証手続きを12月27日に先送りにしました。

東京地検特捜部岸検察官は、証拠保全の検証も終了していないのに、「嫌疑なし」「証拠なし」ということで12月27日に先送りされた[警視庁通信指令センター]の証拠保全を待たずして『不起訴』を決めました。
その決定の裏には警視庁の証拠保全で「証拠が何も出てこない」という確信が感じられます。
また,12月7日にJR東日本東京支社において証拠保全の検証が行われましたが、今年の2月25日に新宿駅駅長室で見せて頂いた、昨年12月10日のJR新宿駅駅務日誌には
「12 月10日23時5分:8号ホームから迷惑行為で110番通報」と記載されていて、息子と新宿駅西口交番の警察官とのやりとりからも、暴行事件の発生が午後 11時5分前であったことが明らかであるのに、JRが提出した証拠は時間が20分ほどずれた物であり、目撃者の方々のご証言の信憑性を全て否定する内容の ものでした。
6月21日と同28日に、新宿駅駅長室に再度お伺いした時もA助役さんらは「23時5分に駅員さんが15・16番線ホームから110番通報した8号ホームのトラブル」についてお話してくださいました。
「23時5分」という時間が変わったのは、何時からなのでしょうか。

12月22日に警視庁から、「27日は年末年始で業務が立て込んでいる為、警視庁で証拠保全の検証ができるか不明であり、裁判所に別途持参したい。」
「検証を警視庁で実施しようとする場合には、検証不能にしていただいて構わない」というご連絡があったそうです。

裁判所の手続きを、警視庁は如何ようにお思いなのでしょうか。
元々は、先送りの日を27日に指定されたのは警視庁だった筈です。
日本の司法制度は一体どうなっているのでしょうか。

以下、3月24日・7月7日・10月12日に警視庁通信指令センターに対して、私の代理人である弁護士の先生に弁護士法による23条照会をかけて頂いた【警視庁通信指令センターからの回答】となります。

■警視庁通信指令本部長からの回答書
3月24付照会書に対する 4月19日付回答
原田信助さんと認められる男性から、平成21年12月10日午後11時27分に、新宿駅で、けんか・口論となり、駅員に囲まれている旨の110番通報がありました。
その余は、貴意に添いかねます。

7月7日付照会書に対する 8月13日付回答
原田信助さんと認められる男性が、平成21年12月10日午後11時27分に110番通報した際用いた携帯電話の電話番号(090-3234-8196)と同じ電話番号の携帯電話から、
同日午後11時20分に110番通報された事実はありますが、応答した直後に無言のまま切断されています。
その余は、貴意に添いかねます。

10月12日付照会書に対する 10月25日付回答
平成21年12月10日午後11時20分より前に、電話番号090-3234-8196の携帯電話からの110番通報を受理した事実はありません。
したがって、その余の照会事項は前提を欠き、回答できません。

息子がボイスレコーダーに残した音声で「通信指令センターの山岸さんと、暴行を受けている間中、リアルタイムで繋がっていた。」と言っている110番通報については、
3月1日に警視庁通信指令センターにお伺いした時に、「裁判所からの指示があれば開示できます。」とS氏はおっしゃっておいででしたが、
今回の証拠保全は裁判所からの指示に当たらないとおっしゃるのでしょうか。

警視庁の皆様には、検察庁特捜部の岸検察官がお持ちの筈の、息子が午前4時頃に新宿警察署で撮られた写真をご覧になって頂きたいと思います。
集団暴行を受けて傷ついた息子を、翌朝4時頃まで「階段ですれ違いざま、お腹を触ったかもしれない痴漢被疑者」という取調べを続けた新宿署の署員らによって
正気を失ってしまった息子の姿を見て、あなた方のご家族のことを思い浮かべながら是非考えて頂きたいと思います。

息子は大学生になってから、年末年始は鎌倉の鶴岡八幡宮で奉仕の仕事をしていました。
昨年も行く予定でしたが、申し込みをすることができなかったので、12月12日に神社からご連絡がありました。
息子が元気でいたのなら、きっと今年も、白衣を着て素足に下駄を履いて神社の掃除などをしていたことと思います。
息子の思い描いていた夢は何処へいけば良いのでしょうか。


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。


●署名TV
原田信助の受けた暴行被害について、
十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名



●署名TV
原田信助の受けた暴行被害について、
十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名

[※] 携帯電話専用です。

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