原田です。
皆様から沢山のコメントや励ましのお言葉をいただき感謝しています。
昨日は息子が急逝して8回目の月命日となりました。
3名だけでお別れ会を行いました。
皆様に今日は、8月11日付けで送付した警視庁・新宿警察署及びJR東日本への【質問状】を公開しようと思います。
●警視総監 池田克彦 様
新宿警察署 署長 頼本和也様
2010年8月11日
【質問状】
前略 私は原田尚美と申します。
私の息子の原田信助は、「2009年12月10日午後11時すぎに,JR新宿駅の15、16番線ホームの階段または通路付近にて、たまたますれ違った3名(男性2名、女性1名)の大学生グループに
ちかんの疑いをかけられ暴行されました」(以下、「事件」とします)。
その後、息子・信助は、新宿駅西口交番を経由して新宿警察署に連行され、「事件」に関する取り調べを受け,警察を出たのは午前5時頃でした。
心身ともに追い詰められた息子・信助は,2009年12月11日午前6時40分ごろ,東京メトロ東西線 早稲田駅のホームで自ら死に追い込まれました。
唯一の肉親として、息子・信助がどのような疑いをかけられ、どのような取り調べを受けたのかなど、その事実確認を捜査機関に対して行なうことは遺族の知る権利であると考えております。
つきましては、2010年8月18日(水曜日)まで」に以下の質問事項[1]〜[6]に対して文書にてご回答ください。
回答文書の送付先は,下記にお願いします。
〒●●●-●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●
原田 尚美
[1]息子・信助に「お腹を触られた」などと被害申告した女性の腹部や腹部付近の衣服などから残留指紋や繊維などの微物採取をし、鑑定をされたのでしょうか。
また、息子・信助の痴漢や暴行行為を目撃した目撃者の確保はされたのでしょうか。
痴漢捜査については,目撃者の確保や供述の裏付け徹底,繊維変など客観的証拠の収集を行うよう,ガイドラインが出ていますが,本件でこのガイドラインは守られていると言えるのでしょうか。
[2]捜査機関が特定した「痴漢の現場」と「暴行の現場」は、JR新宿駅の15、16番線ホームに昇降する階段付近なのか、あるいは階段とつながっている通路付近なのか。
具体的な場所と、その場所を特定した根拠をお知らせください。
[3]「逮捕」ではなく「任意同行」された新宿駅西口交番で、息子・信助が再三の要望を出したのもかかわらず、通信させていただけなかったことには違法性があるのではないでしょうか。
違法性はないということであれば,その理由は何でしょうか。
[4]「逮捕」ではなく「任意同行」された新宿駅西口交番で、息子・信助に対して「被害届を出しに新宿警察署に行ってもらわなければならない」と騙して、新宿警察署に連行した
警察官の行為には違法性があるのではないでしょうか。
違法性はないということであれば,その理由は何でしょうか。
[5]「逮捕」ではなく「任意同行」された新宿警察署で、撮影を拒否する息子・信助に対して無理やり写真を撮影した新宿署員の行為には違法性があるのではないでしょうか。
違法性はないということであれば,その理由は何でしょうか。
[6]息子・信助が頭部を床に打ち付けられる等の暴行被害を訴えているのに、病院で検査を受けさせてから事情聴取をする等の配慮がなされなかったことには違法性があるのではないでしょうか。
違法性はないということであれば,その理由は何でしょうか。
[7]痴漢および暴行事件の現場と思われる、JR新宿駅の15、16番線ホームに昇降する階段付近、あるいは階段とつながっている通路付近を撮影した防犯カメラの映像はあるのでしょうか。
もし、痴漢および暴行事件の一部始終を撮影した映像があるなら、私がそれを閲覧することは可能なのでしょうか。
[8]新宿警察署の担当者は、息子・信助が疑わしい行動をしているという防犯カメラの画像を見るようにと(●●●局のディレクター●●●氏)を経由して私に打診してきたのはどうような理由からでしょうか。
なぜ直接打診してこなかったのですか。
[9]メディアで公表された警視庁(新宿警察署)の痴漢および暴行事件の発生現場に関するコメントに一貫性がない(【※】参照)のは、いかなる理由からでしょうか。
【※】メディアに対する警察コメントの変遷ぶり
①息子と大学生がすれ違うところは、防犯カメラに写っていない
<2010年5月20日「産経新聞」(朝刊/26面)より>
↓
②息子と大学生がすれ違うところが、防犯カメラに写っていた
息子が別の女性のお腹を触っているようにみえる画像がある
<2010年6月14日放送「スーパーニュース」(フジテレビ)より>
↓
③息子と被害者と思われる女性と、もみあう様子が階段の下で確認された
<2010年6月22日放送「スッキリ!!」(日本テレビ)より>
以上 よろしくお願い申し上げます。
東日本旅客鉄道 株式会社
代表取締役社長 ●●●様
東京支社 新宿駅 駅長 ●●●● 様
2010年8月11日
【質問状】
前略 私は原田尚美と申します。
私の息子の原田信助は、「2009年12月10日午後11時すぎに,JR新宿駅の15、16番線ホームの階段または通路付近にて、たまたますれ違った3名(男性2名、女性1名)の大学生グループに
ちかんの疑いをかけられ暴行されました」(以下、「事件」とします)。
その後、息子・信助は、新宿駅西口交番を経由して新宿警察署に連行され、「事件」に関する取り調べを受け,警察を出たのは午前5時頃でした。
心身ともに追い詰められた息子・信助は,2009年12月11日午前6時40分ごろ,東京メトロ東西線 早稲田駅のホームで自ら死に追い込まれました。
唯一の肉親として、息子・信助がどのような疑いをかけられ、どのような取り調べを受けたのかなど、その事実確認を関係各所に対して行なうことは遺族の知る権利であると考えております。
つきましては、「2010年8月18日(水曜日)まで」に以下の質問事項[1]〜[6]に対して文書にてご回答ください。
回答文書の送付先は,下記にお願いします。
〒●●●-●●●●
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
原田 尚美
[1]息子・信助に「お腹を触られた」などと被害申告した女性によって、JRが特定した痴漢および暴行事件の現場はどこなのでしょうか。
また、息子・信助の痴漢や暴行行為を目撃した目撃者の確保はされたのでしょうか。
[2]痴漢および暴行事件の一部始終を撮影した防犯カメラの映像はあるのでしょうか。
JR機器管理室の●●●●様から2月に「ない」というご回答をいただきましたが、「ない」理由をお聞かせください。
[3][2]の映像が「有る」のなら、その映像を閲覧することは可能でしょうか。
[4]貴社のメディアで公表されたコメントと、私に対するコメントに一貫性がない(【※】参照)のは、いかなる理由からでしょうか。
【※】メディアと私に対する貴社のコメントの変遷ぶり
①「社員が現場に駆けつけたときは、一人の男性が馬乗りになって押さえつけていた、とのことです。
痴漢ではなく、トラブルとして対処した、と聞いています」
<2010年5月25日「週刊女性」より>
②【12月10日:JR 新宿駅 駅長室日誌 「迷惑行為で110番」についての私へのコメント】
(1)「迷惑行為といっても喧嘩、痴漢など色々ある」
「社員が現場に行き、確認してから110番している」
<2010年6月21日「新宿駅駅長室(●●助役のお話)より>
(2)「迷惑行為とは痴漢行為をさしていう」
「JRの社員が現場に行き、女性から「痴漢」と言われたので、8号ホームから別の社員が警察に通報した」
「警察官に引き渡した時間は、通常だと110番通報をしてから、10分から15分後になる」
<2010年6月28日「新宿駅駅長室(●●助役とお一方のお話)より>
以上 よろしくお願い申し上げます。
昨日も新宿駅で、3名の方が1時間以上お話を聞いてくださいました。
「携帯から署名できますか?」と聞かれましたが、できるらしいという事しか分からないので「調べておきます」とお答えしました。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします。
これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。
●署名TV
原田信助の受けた暴行被害について、
十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名
http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1559(携帯電話専用)
【ご連絡をありがとうございました。】
[※]携帯電話専用のURLです。
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