2011年5月6日金曜日

目撃者を探しています! 5/5 追記

原田です。

皆様から沢山のコメントや励ましのお言葉をいただき感謝しています。
現在10480名の方々から、ご署名をいただくことができたのは、皆様の応援のお陰です。
ご支援くださる皆様、本当にありがとうございます。

4月26日に、清水勉先生を代表とする9名の弁護団の先生方のご協力の元、国賠を提訴しました。


同日付けで、東京地検検事正 鈴木和宏様と 警視庁 警視総監 池田克彦様に【質問状】を送付しました。
皆様に今日は、お二方にお送りした「質問状」に付いてお伝えしようと思います。

平成23年4月26日
東京地方検察庁 検事正 鈴木和宏様
原田尚美
支援 犯罪被害者家族の会 小林邦三郎
前略。
押収資料の取り扱いについて,質問させて頂きます。
個人情報保護法は,民主国家である限り,開示することが原則の法であります。
捜査等に支障をきたす場合を除き,全てを開示しないということは,職権の濫用ではないでしょうか。犯罪と冤罪を防ぐためには,事実を明白にすることが大切であり,隠匿することが,犯罪と冤罪の増長する要因となっていることをご理解頂きたいと願います。
警察の最大の使命は,個人の権利と自由を保護することと存じます。これまでの回答には,何らかの誠意も感じられず,組織全体で責任を免れるために,証拠を隠匿していると考えられます。
つきましては,事実関係を明らかにするためと,法の解釈を明確にすることが肝要であり,下記の通り,質問いたしますので,理由を明確にされ,該当する法の謄写を添付の上,2011年5月11日(水)までに,ご回答を賜りたいと存じます。

1.新宿駅のビデオに関して,コマ送りに謄写されたものを,開示することを前提として呼び出され,申請書の提出のため,検察庁記録課に伺いましたが,  後日,開示しない旨回答がありました。結果的には,遺族である私を騙すことになりました。
2.被疑者死亡・被害届なし・供述調書なしにて,書類送検されましたが,内容を確認され,逆送致すべきことと存じます。
3.立件されていない事件を死者に罪を負わせ,書類等の開示を刑訴法を理由に拒むことは、許されないことと存じます。訴訟の対象とならないことは,  明白ではないでしょうか。
4.ビデオ等,公共的施設に設置されたものは,万人の者の権利であり,警察固有のものではなく,確認資料であるべきで,押収すべき物件とは言えな  いと存じます。
大阪地検特捜部は,フロッピーディスクを返却しており,持ち主に速やかに返却すべきことと存じます。現在,本体はどちらで保管されているのか,お聞かせください。
5.検察庁は,起訴手続きを遂行するとともに,各警察官を指導する立場にあると存知ますが,責任をどのように感じておいでなのか,お聞かせ下さい。
以上 よろしくお願いいたします。

警視庁 警視総監 池田克彦様

前略。                                 
押収資料の取り扱いについて,質問させて頂きます。
個人情報の開示は,民主国家及び法治国家においては,開示することが原則の法であります。これまで警視庁より回答頂きました内容は,開示しないための条件を述べているに過ぎません。
新宿署の違法な取調べと書類送検を隠匿するために,警視庁と牛込署が協力しており,組織的な考えであることは明白な事実です。
警察の最大の使命は,個人の権利と自由を保護することと存じます。
関わられた警察官の方々の勤務状況は,本来の使命から逸脱していると感じております。
つきましては,違法と思われる事項について,下記の通り,質問しますので,明確に且つ該当する法の謄写を添付の上,2011年5月11日(水)までに,納得のいくご回答を賜りたいと存じます。

1.死者の死因を確認する義務は,親に当然与えられたものであり,何人たりとも,これを拒むことは許されないものと存じますが,牛込署が保管していた  東京駅から東西線大手町駅間のビデオを,何故,警視庁が保管し,情報公開センターが管理及び権利を行使しているのか,理解できませんが,その理由をお聞かせください。
2.事件は新宿駅で発生し,取調べを担当したのは新宿署です。息子は自殺したと確信していますが,事件と直接関係していない他駅のビデオが,訴訟  の対象となっていることが,非常に疑わしいと思います。
事故死と認定したことが,警察の都合であったため,親にも見せることができないと考えられますが,如何でしょうか。
3.痴漢の容疑が嫌疑なしと払拭されたにも関わらず,被疑者死亡,被害届なし,供述調書なしのまま,書類送致していますが,これらの違法行為を,   警視庁本部も隠匿することで,加担していると言わざるを得ませんが,如何でしょうか。
4.駅のビデオ等公共的施設に設置されたものは,万人の者の権利であり,警察固有のものではなく,確認資料であるべきで,押収すべき物件とは言え  ません。速やかに東京メトロに返還されるべきであります。現在,本体は何処で保管されているのでしょうか。
5.昨年の3月1日より,本人以外の者に開示はできなという回答のみでしたが,遺族にも平気で嘘を並べることは,警察の存在意義に疑いが生じることと  存じますが,回答に誤りはなかったと言えるのでしょうか。
以上 よろしくお願いいたします。

5月2日に検察庁記録課の鈴木氏より「記録課の担当検事がご説明したいので、検察庁に来て頂きたい」というご連絡をいただきました。
今まで何度か検察庁に伺い、3月31日には刑事部の新宿署担当 高橋検事様よりご説明頂きましたが、今回は文書による解りやすいご説明を求めた
【質問状】ですので、文書による回答をお願いしたい旨お伝えしました。記録課の方々のお心遣いには感謝いたします。
真正なご回答を頂けるよう、更にご協力をお願い申し上げます。


5月2日に寺澤有氏の【インシデンツ】に息子の事件の記事をご登載頂きました。http://www.incidents.jp/news/
同日「原田信助君の国賠を支援する会」を起ち上げて頂きました。ご連絡先はポエナ事務局になります。
〒110-0008 東京都台東区池之端2-1-35 -2109(出口様方)
「犯罪被害者家族の会 Poena」TEL & FAX : 048-734-6810(小林様ご自宅)


これからも目撃者探しを続けていきますので、目撃された方、何か情報をお持ちの方、どうぞお知らせください。


●署名TV
原田信助の受けた暴行被害について、
十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名


●署名TV
原田信助の受けた暴行被害について、
十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名
[※] 携帯電話専用です。

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